織物研修の様子|センター便り|沖縄県工芸振興センター

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織物研修の様子

織物研修室では、「トントン」と機を叩く音が連日鳴り響いています。
思い思いの糸を用いて制作しています。センター展で並ぶ研修生5名の個性ある作品を見るのがとても楽しみです!
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数回にわたり、一人の研修生の経糸の準備作業を追ってきました。
今回もその続きの模様をお伝えします。
こちらの写真は、綜絖通しをしているところです。40㎝幅で、15ヨミの筬を使う計算で準備しているので、経糸は1200本になります。1200本の経糸を一本一本ワイヤーヘルドに通していきます。
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続いては、筬(おさ)通しです。15ヨミの筬なので、1㎝に15ある隙間に2本ずつ通していきます。
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筬通しが終えたら、筬がまち(トントンと打ち込む時に動かす部分)をセットして、織り付けです。
経糸を手前の棒に結んでいきます。経絣が入っているので、絣のズレも直しながら結びます。
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この後、いよいよ製織に移ります!!

一番始めからからではありませんが、機に座るまでにたくさんの工程があることをお伝えして参りました。
細かくて、時間のかかる作業の連続ですが、織りをやっている方は、その準備段階も好きでやっている人が多いです!
個人的な意見ですが、何度織っていても、『布』を自分で作れるということに感動があるのでやめられないのかもしれません。

様々な工程を見ていただくことにより、織物の温かみをお伝えできていれば幸いです。

2016年01月27日05:03 PM