蚕の成長&製糸|センター便り|沖縄県工芸振興センター

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蚕の成長&製糸

前回、蚕の成長を紹介して数日間で、さらに幼虫は大きくなり、繭を作る準備が始まりました。

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回転マブシという道具に蚕が登っていき、升目に1頭ずつ収まり、糸を吐いて繭を作っていきます。
しかし...土日を挟み、週明けに様子を見てみたら、悲劇が起きていました。
幼虫が黒くなり、飼育していた半数が繭になる前に駄目になってしまいました。

後日、絹の専門の先生にこの件を相談したところ、「熱中症」だというのです。
土日の間だけではなく、平日の夜にすでに熱中症になっていた可能性もあるそうです。


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すべてが今回育てた繭ではありませんが、製糸の研修も行いました。

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始めに繭を熱湯に入れて、糸口を見つけていきます。

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煮繭を鍋からボールに移して、糸引きに入ります。

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上州座繰り機という道具を左手で回しながら、右手では繭を操作していきます。
左右の動きが違うので慣れるまでは、難しい作業です。
また、太さのムラの無いように常に注意しなくてはなりません。


日本の絹糸生産数が減り、海外からの輸入の絹糸が多い中、蚕の孵化から製糸までの一連の工程を学べたことは非常に有意義だったと思います。

2017年08月18日04:44 PM

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